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社員第一主義!しっかり休んで、しっかり働く風土づくり


社員第一主義!しっかり休んで、しっかり働く風土づくり

特殊鋼を販売する天彦産業(大阪市住之江区)は、創業145年を迎える老舗中小企業。社員のモチベーションアップを目指す経営が評価され、2014年には、女性活躍の好事例企業として安倍首相も視察に訪れた。海外売上比率4割を支えるWEB販売も、女性社員の発案によるもの。「社員第一主義」を経営理念に掲げる、樋口友夫社長の目指すミライについて聞いた。

――事業の目的は?

働きやすい職場づくりで、社員もその家族も幸福にすることです。当社は「社員第一主義」を経営理念に掲げていますが、それは、社員が高いモチベーションで働いてくれることが真の顧客満足を生み、業績アップにつながるから。お客様第一主義を体現してくれる社員が働きやすいよう、環境を整えることが会社の使命です。

わたしは5代目なのですが、父と兄が社長のころに2度の倒産危機を目の当たりにし、「会社経営は社長一人ではどうしようもできない」と心底理解しました。社員を大事にしてこそ、会社も守れる。だから、社長就任以来、社員を一番大切に考えています。

 

――目的を果たすための方法は?

部署の垣根を越えて人を推薦する「月間ベスト社員」投票や、お世話になった関係者個人に感謝状を贈るといった表彰制度を実施しています。

また、子育て中の女性が、リーダーとなって海外向け販売サイトチーム「TWS(天彦ウェブセールス)」を2007年に発足。これは、育休明けの語学堪能な女性社員が提案してくれたもので、海外の売上比率を15%から40%にまで伸ばしてくれました。会社の稼ぎ頭となるチームが生まれたこの一件以来、ますます積極的に女性社員を採用するようになりました。

ほかにも、モチベーションアップのために、有休休暇を積極的に取るよう奨励しています。こうした休暇は、使いやすい風土がないとぎくしゃくするもの。そこでまず、子どもの学校行事の日は必ず休むというルールを作りました。すると、自然と「お互いさま」の風土ができあがり、有休消化率がアップ。お盆休み以外に2日休むリフレッシュ休暇や、年度初めに最大で12日間の休みを申請するメモリアル休暇などもありますが、みな積極的に取得していて、有休消化率は70%台を突破しました。

「お互いさま」精神が根付いているので、休暇前にはみな、自分にしかできないことをしっかりとやってくれますし、ほかでカバーできるところはカバーし合っている。結果的に、有休消化と比例して生産性もアップしています。

 

――実現したいミライは?

顧客に必要とされる企業であり続けるために、「価値」を追求していきたいです。価値には、価格・品質といった「基本価値」、期待に応える「期待価値」、望みを先読みする「願望価値」、「まさかここまで」という「予想外価値」の4段階がありますが、この「予想外価値」を高めていきたいのです。

そのために各部署でプロジェクトチームを作り、価値につながる提案を募っています。個人ではなく部署単位で競うことで、どんどん提案が出てきています。こうした案を一つひとつ実現してくことで、予想外の価値が提供できる会社にしていきたい。そうして、社員の子どもが「入社したい」と思ってもらえる会社になれたらうれしいですね。

 

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社天彦産業
代表者 樋口 友夫
所在地 〒559-0032 大阪市住之江区南港南5-5-26 
電話番号 06-6613-2361
従業員数 40名(※パート・アルバイトを含)
平均年齢 44歳(※パート・アルバイトを含)
URL http://www.tenhiko.co.jp/
事業内容 国内外における特殊鋼 ステンレス シリコロイの素材販売 加工販売

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