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ミライ企業図鑑

なくてはならない特殊食品で顧客のQOL(生活の質)を向上


なくてはならない特殊食品で顧客のQOL(生活の質)を向上

病院や老人福祉施設向けに介護食や治療食などの特殊食品を販売する「三嶋商事」(堺市中区)。2008年から、在宅での利用者に向けてネット販売を行い、2014年12月より中国、香港など海外にも販売網を広げている

 

売り上げよりも顧客のQOL(生活の質)向上を目的とし、「顧客が本当に求めているものを理解して提供したい」と話す三嶋賴之社長の目指すミライについて聞いた。

ミライについて語る三嶋賴之社長

――事業の目的は?

当社の理念は「地域医療に貢献できる企業になる みんながハピネス」です。特殊食品は、必要な人にとっては、なくてはならない大切なもの。だからこそ、医療の輪の中にいる自覚をもちながら、各地域の患者さんに商品を届けていきたいと考えています。

 

 会社を引き継いだ当時は、社員が定着せず、なかなか専門的な知識を積み上げることができませんでした。社員の行動規範になるような理念もなかったので、私と社員の思いが一致していなかったのです。

 

そこで、私の中にあった、会社のあるべき姿を理念として明文化しました。 この理念のもと、お客さまに「三嶋商事から商品を購入して良かった」、社員に「三嶋商事に入社して良かった」と言ってもらえる会社を目指しています。

 

――目的を果たすための方法は?

理念や文化をより浸透させるべく、経営方針説明会では、社員の行動指針である10項目のコアバリューそれぞれもっとも合致した社員のエピソードを表彰しています

 

また、部署間の壁を取り払い、チームワークを高めるための社内イベントに力を入れています2020年はコロナ禍の影響で実施できませんでしたが、異なる部署のメンバーが交ざるようにチーム分けし、新年会や研修旅行、バーベキュー、中期経営方針説明会などを各々で企画、実行。より主体性を発揮できるように、日常業務においても積極的に役割を与え、やるべきことを明確にしています。

 

当社では、売り上げだけではなく、顧客のQOL(生活の質)向上を目指しています。現在、20品目の冷凍弁当を販売しているのですが、「おいしく食べる」喜びに加えて盛り付けなどにもこだわった「楽しく食べる」喜びをご提供すべく、盛り付けコンテストを実施。QOL向上につながるちょっとした工夫を、常日頃から心がけています。

 

QOLを高めていく全社的な取り組みとして行っているのが「みしまの日」。正社員全員が参加し、直近1ヶ月の間に体験したQOL向上エピソードを発表する機会を1ヶ月に一度設けており、みんなの投票で月間最優秀賞を決めて、表彰しています。

 

「みしまの日」では、社員が持ち回りで講師になり、栄養や身体のしくみなどに関する基礎的な知識を教える時間も設けています。インプットとアウトプットを繰り返すことで、全体的に知識レベルが底上げされただけでなく、人前で話すことへの苦手意識を軽減するなど、これまで以上に社員の成長を実感しています。

――実現したいミライは?

高齢者の5人に1人が低栄養状態にあると言われている今、国も介護食や治療食など、特殊食品の普及を後押ししています。背景にあるのは医療費の問題。高齢者がしっかりと栄養を摂り、健康寿命を延ばせば、医療機関を受診する人が減り、医療費も抑制できます。特殊食品はこれからますます必要とされる商品なのです。

 

お客さまのQOL向上の一環として、当社で取り扱う商品の幅を広げていくことも視野に入れています。昨年、試験的に介護用歯ブラシを販売したところ、「ここで買えるのならここで買いたい」というお声をいただいたことを機に、本格的に取り扱いを始めたのがその一例です。

 

今後、介護福祉用品や介護が必要な当事者だけでなく、その家族にも食べていただける健康志向のお弁当なども増やしていくつもりです。結局、売るものもお客さまのQOL向上を実現する手段でしかないので、分野は問いません。ただ、何でもやると特徴がわからなくなるので、「必要に応じて」というスタンスは守っていきたいと思っています。

 

そういった進化を遂げていくためにも、社員が知識を増やしていくことは必須です。2019年にはメーカー担当者などを講師とする勉強会「みしまの研究室」を始め、栄養士などのお客さまも交えて専門知識を学んできましたが、昨年はコロナ禍の影響で実施できなかったので、2021年からはオンラインで実施する予定です。

 

社員一人ひとりが、「お客さまの生活を支えている」という自覚を持って働いている会社でありたいですね。

 

――学生とともに実現したいことは?

当社では、5日間のインターンを実施しています。営業から通販サイトの管理、電話での受注まで、全職種を経験してもらったうえで、三嶋商事のいいところを5つ以上、SNSで発信してもらうことを最終課題にしています。

 

「社会人生活」をぎゅっと詰め込んだ5日間の経験を自分の糧にするだけでなく、新鮮な目で当社を見て、私たちに新たな気づきを与えてもらえればうれしいです。

企業/団体情報

企業/団体名 三嶋商事株式会社
代表者 三嶋 賴之
所在地 〒599-8237 堺市中区深井水池町3178
電話番号 072-276-7177
従業員数 39名
平均年齢 42歳
URL http://www.mishima-s.com/
事業内容 特殊食品の卸売業を主要事業として、介護食、栄養補給食品、たんぱく調整食品、低カロリー食品、非常用食品の病院・老人福祉施設・在宅への販売業務

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