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ミライ企業図鑑

中小企業の成功をデザインでプロデュース


中小企業の成功をデザインでプロデュース

地場産業のポテンシャルを生かす商品を企画し、独自のルートで販売するまでをサポートするデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」(大阪市西区)。その斬新なプロデュース力が注目を浴び、ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」にも取り上げられた。金谷勉社長の目指すミライについて聞いた。

画像① (17)ミライについて語る金谷勉社長

――事業の目的は?

企業の成功を演出すること。また、商品など形あるものからセミナーなど形のないものまで、当社オリジナルの創造資産を流通させるのが目的です。日本は企業の86%が中小企業で占められている国です。だからこそ中小企業には元気でいてほしい。社員の雇用を守り、自立を実現するために、当社の企画・デザインをカンフル剤として役立ててほしいと思っています。

かつて広告制作会社に勤めていたとき、大手広告代理店の下請けばかりしていました。でも、これではいつまでたっても会社は自立できないと感じていました。さらに1990年代後半にはMacが普及し、ある程度のクリエイティブなものは一般の人でも作れるようになりました。

オリジナリティ溢れる商品やアイデアを流通できる会社でないと、企業としての存続は難しい。そう考えたのが、単なるデザイン会社から脱皮したきっかけです。

 

――目的を果たすための方法は?

従来のデザイン会社の枠にとらわれず、スマイルマークのクリップなど、斬新で遊び心のあるオリジナル商品を開発・販売しています。そして、自社商品を販売する中で、企画から流通までのノウハウを経験。そうした経験を「技術はあるが、どう商品化すればよいのかわからない」という中小企業のサポートに生かしています。

例えば、福島県鯖江市にある眼鏡素材を扱うメーカーには、眼鏡ではなく「耳かき」を提案。熱や水には弱いが、肌すべりが良くカラフルな色出しが可能という眼鏡素材の特徴を生かし、新たな商品を生み出したのです。この耳かきは2013年にグッドデザイン賞を受賞しました。

社内には、デザイナーだけではなくプロデューススタッフも配置。プロデュースという仕事は人材育成が難しい分野ですが、先輩といっしょに営業に回り、現場の声を知る経験を積んでもらうなど、OJTでスキルを磨いてもらっています。また、そうした経験が提案力につながり、デザインチームとの連携が生まれています。

画像② (16)

――実現したいミライは?

実はデザインって、クリエイティブという意味でも、ものづくりと深い関わりがあるんです。しかし、デザインに目を向ける中小企業はまだまだ少数。デザインにコストをかけられない企業が多いのも現状です。経験を積み、企画・営業力がアップした社員も増えています。それに伴い、企業の大小を問わず、ともに生産する協業のネットワークも広がりました。資金の少ない中小企業も、大企業とコラボレーションすれば、それぞれの価値を上げる商品を生み出せます。そうした働きかけによって、企業の成功を演出したいですね。

まずは100社を成功させること。そこから、中小企業330万社の成功・自立につなげていきたいですね。

企業/団体情報

企業/団体名 有限会社セメントプロデュースデザイン
代表者 金谷 勉
所在地 〒550-0003 大阪市西区京町堀1-15-23 藤田ビル3F
電話番号 06-6459-0368
従業員数 27名 (※パート・アルバイトを含)
平均年齢 31歳 (※パート・アルバイトを含)
URL http://www.cementdesign.com/
事業内容 グラフィック、WEB、プロダクトデザイン

オリジナルプロダクトの企画販売

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