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ミライ企業図鑑

フレンチの畑でスタッフの夢を実らせたい


フレンチの畑でスタッフの夢を実らせたい

フランス料理をもっと身近に感じてほしいとの思いから、お箸で食べられるフレンチや、フロアごとにコンセプトの違う6階建てのレストラン「ル・クロ」など を展開する「クロフーディング」(大阪市中央区)。昨年は、フランス・パリへの出店も果たした、黒岩功社長の描くミライについて聞いた。

フレンチ

ミライについて語る黒岩功社長

――会社の目的は?

「お客様の喜びは私たちの喜び」が当社の理念です。幼少期、運動も勉強も苦手だった私が、初めて拍手喝采を浴びたのが小学校の授業参観日でした。披露したのはキャベツの千切り。涙を流して喜ぶ母の姿が、「人を喜ばせる喜び」を教えてくれました。

もう一つの目的は「人を育てる」こと。かつて、スタッフ8名が同時に退職した苦い経験があります。思いを熱く語り続けていたのですが、私が伝えるだけでは浸透しないことに気づきました。以来、リーダーの育成とスタッフがやりがいを感じながら働ける環境づくりに力を注いでいます。「ル・クロ」のクロとは、フランス語で「畑」という意味。スタッフの夢が大きく実る畑を作りたいですね。

――目的を果たすための方法は?

お客様一人ひとりの嗜好や希望に答えるため、レストランのお料理はもちろん、婚礼のコースも全てお客様がお好みで選べるプリフィックススタイルを採用しています。フロアごとにコンセプトの違う店舗を作ったのも、家族、恋人、取引先など、大切な人との「今」にふさわしい空間や料理をお届けしたいからです。

また、各店舗に2名ずつ、理念を100%理解してくれるリーダーを配属。スタッフのできないところを責めるのではなく、それぞれの伸びしろを見つけて成長を促しています。さらなるステージを目指せるよう、昨年はパリに店をオープンさせました。

障がい者の雇用を支援する、一般社団法人が運営する菓子店「ショコラボ」のお手伝いもまた、良識や良心という判断基準を養ってくれています。退職したスタッフが戻ってくることも増え、みんなで「ル・クロ」を盛り上げてくれています。

フレンチ 料理

――実現したいミライは?

スタッフが成長できる環境を整えるために、収益を高めたいですね。そのためにレストランやケータリング、ブライダル事業など、事業ミックスで利益を上げたいと考えています。例えば、ウエディングホールである店舗を、結婚式の少ない平日は貸会議室として、その後の懇親会でレストランを利用してもらうなどです。

そして、ショコラボの店舗を作り、雇用の受け皿を作る支援も行っていきたい。障がい者も含めて、できない人間などいないと私は思っています。個々の能力を伸ばし、「できる」仕組みを作ること。そうして、みんながビジョンを実現できる畑になることが、理想のミライです。

ミライ企業宣言

長期
2020年12月までに、労働環境が今までより150%改善されて給料も150%アップ。
中期
2018年12月までに、新しいフランス料理の提供の仕方を考え東京に進出する。
短期
2015年12月までに、自然が多い地方(田舎)のフレンチレストランの成功、福祉事業のスタートと確立。

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社クロフーディング
代表者 黒岩 功
所在地 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-3-22
電話番号 06-4792-9659
従業員数 35名 (※パート・アルバイトを含)
平均年齢 25歳 (※パート・アルバイトを含)
URL http://www.fooding.co.jp
事業内容 レストラン経営、ブライダル事業、ケータリング事業、店舗の立案から経営コンサルティング、講演など
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