ミライ企業図鑑 | 地域の中小企業と若者のミライが共にひろがるプラットフォーム


ミライ企業図鑑

弱者の住まいの確保を支援し、生活全般の安定をめざす


弱者の住まいの確保を支援し、生活全般の安定をめざす

今から約30年前、わずか19歳で保証会社を立ち上げた若者がいる。「レキオス」(那覇市)の宜保文雄社長だ。家賃が払えない人に代わって家賃を保証することで、入居者の生活基盤を支え、誰もが安心して暮らせる地域をつくることが目標だ。宜保文雄(ぎぼ・ふみお)社長が思い描くミライの姿とは?

画像① (7)ミライについて語る宜保文雄(ぎぼ・ふみお)社長

――なぜこの事業を始めたのか

私自身が母子家庭で、子どものころ親が住まいの確保に苦労する姿を目にしてきました。住まいの確保は、生活基盤を安定させるためのスタートライン。しかし、いざ借りようすると、社会的なハンディがある人ほど、しっかりした保証人を立てるように求められ、住まいの確保が難しいのです。

弱者が住まいを借りられず、スタートラインに立つことすらままならない状況を何とかしたい。そんな思いで事業をはじめました。

創業は昭和61年ですが、そのころから、将来は少子高齢化などで保証人が立てられない人が増え、当社の事業がビジネスとして成り立つと予測していました。

 

――具体的な内容は?

家主にとって賃貸物件は大切な財産ですから、家賃の滞納、火の不始末、近隣トラブルなどのリスクが少ない人に借りてほしいというのが本音です。つまり、家主の不安を取り除くことができれば、困っている人がスムーズに入居できると考えたのです。

具体的には、家賃保証のほか、火災や水漏れ等に対応した入居者総合保険を開発。24時間365日、相談電話を受け付けるサービスも始めました。

他の保証会社との違いは、滞納家賃を立て替えた上で、入居者と会ってどうすればよいか話し合う点。払えなくなった理由を解消していくことで、立て替えた家賃を99.8%返済してもらっています。

今では、障害のある方や精神疾患を抱える方でも、レキオスがOKなら入居可という物件が増え、行政との連携もできるようになってきました。

画像②■不動産オーナーさんの勉強会開催や関係性を深めるために使用しているコミュニティスペース不動産オーナーさんの勉強会開催や関係性を深めるために使用しているコミュニティスペース

 

――実現したいミライは?

家庭の経済環境に子どもたちの教育が左右されないようにするために、電気、ガス、水道というライフラインだけでなく、「情報」もみんな平等に受け取れるようにしたいと思っています。そこで家主に最低限の基本料金の負担をお願いし、入居者にはインターネット利用を無料にするサービス「レキオスBB」をつくりました。それにより入居率が向上し家主に喜ばれ、当社は定期的な収入が確保でき、目先の売り上げを追いかけず構想に時間が割けるようになりました。

また2015年の10月には従来より大幅に料金を抑えた高速データ通信、音声通話サービス「レキオスモバイル」もスタートしました。今後はこうしたインターフェイスに動画などの教育コンテンツの配信や、高齢者の安否確認サービスを行うことで、子どもたちが未来に希望を持ち、高齢者が長生きしてよかったと思う社会を創りたいです。

実現には元気な地域や企業が増え、みんなで支え合うしくみが必要です。創業30年、これからが本当の創業だと思っています。

企業/団体情報

企業/団体名 株式会社レキオスホールディングス
代表者 宜保 文雄
所在地 〒900-0006 那覇市おもろまち4-16-19
電話番号 098-941-3355
従業員数 55名(※パート・アルバイトを含)
平均年齢 38歳(※パート・アルバイトを含)
URL http://www.lequios.co.jp/
事業内容 ・リスクマネジメント事業(家賃保証、レキオス入居者総合保険、レキオスホットライン居住サポートセンター)
・クオリティアップ事業(レキオス倶楽部、レキオス住まいringサービス、レキオスB-Net、レキオス不動産・建築ネット、レキオスBB)
・ストラテジーインベストメント事業(不動産コンサルタント、賃貸管理・売買、オーナーズコンシェルズ)

お問い合わせ